HI-FLOAT® 使用説明書

HI-FLOAT は、風船の内側で乾燥してコーティングを形成することによって、ヘリウムを閉じ込めるリキッドプラスチックソリ ューションです。ウルトラハイフロートは、ラテックス風船の浮遊時間を最大で25倍長くします。スーパーハイフロートは、ラテッ クス風船の浮遊時間を最大で10倍長くします。ご使用の前に、本使用説明書、注意事項、および、裏面のトラブルシューティングガ イドを良くお読みください。

風船が破れてもハイフロートが飛び散らないように、ハイフロートを注入してから完全に乾燥するまで数時間掛かります。湿った状 態のハイフロートは毒性はありませんが、封筒の接着剤と同じで、家具や壁などの表面に付着すると汚れが残ることがあります。 風船を膨らませたり、膨らませた後数時間乾燥させる際には、家具や壁などから離れた場所で行ってください。家具や壁などの表面の近 くで膨らませる場合は、直接触れる部分を布で覆ってください。

また、目を保護するために、ハイフロートで処理した風船を膨らませる際には、保護メガネや保護ゴーグルを使用することをお勧めします ハイフロートが目に入った場合は、数分間水で洗い流してください。痛みがなくならない場合は、専門医に相談してください。

使用方法

96 オンスボトルの場合は、図1 にあるようにディップチューブをポンプの底に
取り付けます。

24オンスボトルの場合は、ディップチューブは使用しません。

ポンプをボトルに取り付けてねじ付きキャップを締めます。

カップを注入ノズルの下で支えてポンプを動かし、ハイフロートが出るまでポンプします。
始めの数回では液体は出ません。

ポンプ付きのプラスチックバッグには制限クリップが付いています。このクリップ
でハイフロートの量を調整します。次の表に従って正しいクリップを選択します:

風船のサイズウルトラハイフ ロート用クリッ プ
11 インチオレンジ
14 インチオレンジ(2 回押す)
16 インチ灰色

図 1 にあるように、ポンププランジャーの回りにクリップをはめ込みます。クリップをプ
ランジャーの上部に滑らせます。風船のサイズを変える場合には、クリップを取り外して
交換できます。

ハイフロートが風船の内側の深いところまで注入されるように、風船の口をポンプの
注入ノズルの根元まで差し込みます。(ハイフロートが手やヘリウムノズルにこぼれ
ないように、風船の首よりも深いところに注入します。風船を縛る際にハイフロート
が手に付く場合は、ハイフロートが風船の内側の深いところに注入されていま
せん。)
図 2 にあるように、ポンププランジャーを止まるまで押し下げます。これによ
り、適切な量のハイフロートを注入して浮遊時間を長くします。

ポンプを押した後で、ポンプが真っ直
ぐに完全に戻ることを確認します。
必要な場合は、次の風船を取り付け
る前にキャップの上を持上げます。
注記: ボトルを暖かい場所に置くと、
ポンプを押しやすく なります。

ポンプが一番下まで下がったら、風船をノズルから取り外します。風船を取り外す際
には、風船の首を摘んでノズルからハイフロートをふき取り、風船の首にハイフロー
トが付かないようにします。 図 3 のように、ハイフロートが風船の内側全体に行き渡るように、風船を数秒間丁寧に こすります。こする際には、液体が風船の首に入らないように風船の口を持ち上げます。

図 4 にあるように、ハイフロートを注入した風船を膨らませる前に、ヘリウム注入
ノズルを下向きに回します。これによって、風船の内側の飛散を減らし、また、液体
がヘリウム注入ノズルの中に漏れることを防ぎます。さらに、膨らませている間に風
船が破裂した場合に、風船をできるだけ顔から遠ざける目的もあります。
洋ナシ型になるまで風船を膨らませます。(風船が直ぐに浮上しない場合は、ヘリウム
ガスを加えて風船をもっと大きく膨らませます。)

風船は手で締めます。(ディスクやクリップではしっかり密封されず、ヘリウムガス
が漏れます。)

風船を動かす前に、風船内部のハイフロートを数時間乾燥させます。風船が破裂して
ハイフロートが飛び散ると汚れにつながることがあります。

風船をエアコンのきいた 22℃ ~ 26℃ の場所に置いて、浮遊時間ができるだけ長く
なるようにします。

警告: スーパーハイフロートとウルトラハイフロートは、毒性がなく、また、水で洗い流せます。毒性はありま せんが、お子様の手の届かない場所に保管してください。目に入った場合は、数分間水で洗い流してください。

浮遊時間を長くするためのアドバイス

通常の状態では、風船の浮遊時間は、スーパーハイフロートを使用した場合には10倍、ウルトラハイフロートを使用した場合に は25倍になります。冬など湿度が低い場合は、浮遊時間が最も長くなります。温度と湿度の高い夏には、ハイフロートで処理し た風船の浮遊時間は冬の半分になるのが普通です。浮遊時間を長くするために次の9つの点にご注意ください:

ウルトラハイフロートを使用します。
すべての天候で、浮遊時間がスーパーハイフロートを使用した場合の2倍になります。

ハイフロートは指示された量をすべて注入します。
ハイフロートの量が少ないと浮遊時間が短くなります. 

風船は完全に膨らませます
風船は膨らませると真っ直ぐに浮上します。片側に傾いたり、浮上しない場合は、風船の
膨らませ方が足りないことが考えられます。風船は、膨らませた後しばらくは浮力があま
りありませんが、数時間で乾燥すると浮力が増加します。

ハイフロートで処理した風船の最適温度は 22℃ ~ 26℃ です
暑い天候では、始めの数時間は風船をエアコンのきいた場所に置いて、風船が早く乾燥す
るようにします。寒い天候では、始めの数時間は風船を暖房のきいた場所に置きます。ハ
イフロートは乾燥しないとヘリウムを内側に閉じ込める効果がありません。

雨の場合は、ハイフロートで処理した風船を膨らませる際には、暖房またはエアコ
ンを付けます

湿度が高い場所で風船を膨らませると、浮遊時間が著しく短くなります。除湿機を使用し
て湿度を下げて、この問題を解決することもできます。

風船を直射日光に当てると浮遊時間が短くなります。

風船を搬送する際には、特別換気されたハイフロート風船搬送バッグをお使いくだ
さい

風船をバッグに入れておける時間は最長30分です。風船を暑い自動車やバンの中に置か
ないでください。まず、エアコンを付けてください。

パールカラーやメタリックカラーの風船の浮遊時間は通常の色付き風船の浮遊時
間よりも約3分の1短くなります。

浮遊時間をできるだけ長くしたい場合は、パールカラーやメタリックカラーの風船は使用
しないでください。また、ハート型や Geo Blossom®(花びら形状)、
Geo Donut® (ドーナツ型)の風船の浮遊時間は、普通の形の風船より大幅に
短くなります。これらの風船の処理方法についてはここをクリックしてください。

風船は手で締めます。

HI-FLOAT® トラブルシューティングガイド

問題

風船を膨らませると片側に傾
く、または、浮上しない

解決方法

ヘリウムガスを追加します。風船は、膨らませた後しばらくは浮力があ
まりありませんが、ハイフロートが数時間で乾燥すると浮力が増加します。

ハイフロートの量が多過ぎることが考えられます。風船のサイズをもう一度点検
して、ハイフロートの量が正しいことを確認します。

風船の浮遊時間が短い

ウルトラハイフロートを使用します。浮遊時間がスーパーハイフロートを使用し
た場合の2倍になります。

ハイフロートは指示された量をすべて注入します。ハイフロートの量が少ないと
浮遊時間が短くなります。

風船は室内に置きます。風船を直射日光に当てると浮遊時間が著しく短くなります。

始めの数時間は風船をエアコンのきいた 22℃ ~ 26℃ の場所に置いて、風船の
内側のハイフロートが早く乾燥するようにします。

暑い天候ではエアコンを、寒い天候では暖房を付けます。ハイフロートは乾燥し
ないとヘリウムガスを内側に閉じ込める効果がありません。雨の場合は暖房また
はエアコンを付けます。湿度が高いと浮遊時間が著しく短くなります。

風船を暑い自動車の中に置かないでください。まず、エアコンを付けてください。

風船は手で締めます。ディスクやクリップではしっかり密封されず、ヘリウムガ
スが漏れます。

ウルトラハイフロートが固まっ
たり塊ができてポンプできない。

ウルトラハイフロートは凍ったり古くなると、固まったり塊ができることがあり
ます。スーパーハイフロートではこのようなことはありません。

ウルトラハイフロートをもう一度溶かすには、キャップを外して電子レンジで温
めます。沸騰しないように注意してください。電子レンジから取り出してかき混
ぜます。その他の溶かす方法についてはここをクリックしてください。

警告! 安全上の重要な注意事項: ボトルを温める場合は、必ずポンプとボトルキャ
ップを取り外してください。ボトルを温める場合は必ず開けてください。お使い
になる前に、ウルトラハイフロートを室温まで冷まして、火傷や怪我を防ぎます。

ウルトラハイフロートがこ
ぼれた場合は拭き取ります。

風船を十分に乾燥させて、ふき取りの手間が掛からないようにします。使用する
前に風船を数時間乾燥させます。

ハイフロートは乾燥しても水に完全に溶けます。お湯を使うと早く溶けます。

ハイフロートがカウンタートップなどの表面が平らで硬いものにこぼれた場合
は、乾かしてから剥ぎ取ります。

布に付いた場合はお湯か水で洗います。ハイフロートが完全に乾燥している場合
は、洗う前に洗剤を溶かした水に数時間漬け置きします。ドライクリーニングに
出す場合は、クリーニング店にしみが水や蒸気で溶けることをお伝えください。

ハイフロートが布張りの家具に付いた場合は、お湯に漬けた歯ブラシでしみを擦
って柔らかくします。布を傷めない程度の熱いお湯を使います。次に乾いたタオ
ルでしみを拭き取ります。必要に応じて数回繰り返します。フェルト地は生地を
傷めないように乾いたままでブラシをあてます。

ポンプは清掃が必要です

ポンプの真ん中でねじを外し、両方の部分を熱い水道水を入れた鍋に入れて最低
12時間漬けます。詳しい説明はここをクリックしてください。CLICK

その他の質問

弊社webサイト www.hi-float.com をご覧になるか、Eメールまたはお電話にて
お問い合わせください(Eメール: info@hi-float.com 、電話: (502)244-0984。

制限付き保証: ウルトラハイフロートとスーパーハイフロートは、指示に従って使用した場合に効果があります。 本保証を除いては、商品性、特定目的への適合性を含む、明示的または黙示的な一切の保証をいたしかねます。 HI-FLOAT CO., INC. 社は、購入後の製品の使用については一切の責任を負いかねます。購入者への賠償は、購 入価格分の金額の払い戻しに限られます。また、HI-FLOAT CO., INC. 社は、製品の元の購入価格を上回る付随 的損害、派生的損害について一切の責任を負いかねます。